「オクト」自体のデザイン的な特徴でいえば、ケースの形状に代表されるように、アクセサリー的な視点からみても、ディテールにまでこだわりが宿っている。時計のなかに八角形のエッジを効かせて、パンキッシュというか、このシャープなディテールが、まるく収まりすぎてない感じを表現している。この「オクト」を知らないひ[……]
Articles from 4月 2016
価値をわかったうえで、アクセサリー感覚でこなす
「オクト」自体は、すでにもっていて、購入した理由となったのが“落ち着いた品格があるのに、嫌みがない”という要素。もちろんブルガリ=ジュエラーではあるけれど、ジュエラーとしてのイメージよりも、自分にとってはシックで、マットな男という印象に映るんです。そのイメージをSENSEにもうすこし浸透させたいなぁ[……]
フランク ミュラーならではの豊かな時空間を創造
数々の独創的な機構で時間に対する概念を揺さぶってきたフランク ミュラーが、今度は空間をプロデュース。生活を豊かに彩る「フランク ミュラー フューチャー フォーム」では、テーブルウェアからコレクションをスタート。これは“家族や親しい友人との食事ほど幸福な時間など存在しない”というフランク ミュラー氏の[……]
少年時代に体験したブームが甦ってくる
スイスのバーゼルフェア会場のロマン・ジェロームのブースには長居をしたくなる。それほど楽しくて仕方がない腕時計ブランドだ。
日常とビジネスに追われる日々が続くという方が多いかと思う。そんな忙しい日々を忘れさせてくれるのが、この「ロマン・ジェローム」だ。
ロマン・ジェロームは、人類が遭遇した語り[……]
複雑機構と高度な文字盤製造技術のコンビネーション
「L.U.C」コレクションの中でも「L.U.C 1963」の名を冠するモデルは、1963年当時のポケットウォッチにインスピレーションを受けたデザインで、特別なイメージをまとう。
この「L.U.C 1963 トゥールビヨン」は、「L.U.C 1963」「L.U.C 1963 クロノグラフ」に続く[……]
ジュネーブとフルリエ、いずれも高度な自社ムーブを製造
ショパールの創業者、ルイ-ユリス・ショパールのイニシャルを冠した自社製ムーブメント、L.U.Cキャリバーはジュネーブの工房で生産されている。厳しい製品規格として有名なジュネーブシールを取得している。いっぽう、ショパールはフルリエにも工房があり、そちらでも自社製のショパール・キャリバーを製造する二元体[……]
ウブロとフェラーリの“融合”
“フュージョン”という概念は、異素材の「融合」というだけでなく、さまざまな意味を持つ。例えば「伝統と先端技術の融合」「新旧のウブロの融合」などであり、このシリーズのようなコラボレーションでは“ウブロとフェラーリとの融合”となる。
「ビッグ・バン フェラーリ カーボン チタニウム」は、ただ跳ね馬[……]
ひとつのコンセプトからブランドがブレイクし、10年間で時計史に残るような発展を見せた
この10年のウブロのブレイク振りは、まるでマジックである。“フュージョン”(融合)というコンセプトを打ち出し、それを体現する時計が登場した。宇宙を誕生させた大爆発から、その名を取った「ビッグ・バン」は、チタンやカーボンファイバーといった異素材を特異なケース構造によって“融合させる”ように組み合わせ、[……]
モデルの坂口健太郎、水原佑果らも新作を紹介
1995年にスタートした「ポール・スミス ウォッチ」。アパレルと同様に、「Classic with a twist(ひねりのあるクラシック)」を掲げて毎シーズン、新作を発表しつづけている。
そのカラーリングだけでなく、シリーズ名も特徴的なことで知られている。英国やポール・スミス氏自身が好んだア[……]
オリジナルのテイストを、高級感あるスタイルで再現
「ヴィンテージ 1945」の角型のケース自体は、シンプルな機能美を追求したアールデコ様式の産物であり、20世紀半ばまでの時計の伝統美の象徴である。そんなケースの機能美を、さらに引き立てるアールデコ的な要素が、この時計には満載だ。
ケースは腕に添うように湾曲した曲線美が表現されている。ベゼルとケ[……]