アンティキティラ島の機械にオマージュを捧げる

1900年代初頭に発見された、考古学的に貴重な財産というべきアンティキティラ島の機械。そんな最古の機械へのオマージュを捧げた時計プロジェクトを、スイスの時計ブランド、ウブロが進行中だ。

1901年、エーゲ海に沈没した船から古代の謎の物体が発見された。当時の考古学者たちにはそれが何のためのものか知ることはできなかった。21世紀に入ってから、最新技術を用いた調査によって驚きの事実が発覚し、世界中の人々を驚嘆させることになる。

それは紀元前150年~100年ごろに製作された天文計算機で、太陽や月の位置を正確に指し示し、日食などを知ることができる精巧かつ複雑な世界最古の計算機だったのだ。「アンティキティラ島の機械」と名付けられたその機械は、現在はアテネ国立考古学博物館に所蔵されている。

そんな太古の技術に思いを巡らせたのは考古学者だけではない。スイスの時計ブランド、ウブロはアンティキティラ島の機械へのオマージュを捧げた時計プロジェクトをこのほど発表。2012年3月のバーゼルワールドを目標にプロジェクトを進行させている。