【時計の名作を知る】初心者がつけても玄人感を出せる時計!

マークシリーズはアラビア数字のインデックスが特徴です。マークXIIのインデックスは無駄のないすっきりしたデザインですが、現行モデルのマークXVII(マーク17)や先代のマークXVI(マーク16)のインデックッスは丸みを帯びておりアラビア数字も大きなものとなっています。現行モデルの方が「インデックスの視認性向上」という点は良くなっていますが、個人的にはマークXIIのすっきりと並んだ「硬派なイメージ」のインデックスが好きです。マークXIIは長針と短針の形もアルファ針の現行モデルとは異なり、長針は細く、短針は長方形です。文字盤全体と針の大きさのバランスも素晴らしいです。フェイス部分のデザインは「マークXII≒マークXV」「マークXVI≒マークXVII」という構図が見えます。

②サイズ
マークXIIのケース径は約36.5mmと現在のスタンダードから見ると比較的小ぶりなサイズです。最近は40mmオーバーのケース径の時計を良く見かけますが、細身な我々アジア人がそれらを着けると、腕時計がその存在を「主張」するように感じます。以前のブログで、38mmのマークXVを紹介いたしました。そのケース径は「細身の日本人にジャストフィット」というサイズ感でした。それ以上に小ぶりなマークXIIは、マークXVから更に時代を過去に巻き戻したようなヴィンテージ時代のサイズ感です。そんなコンパクトなマークXIIは腕にとても良く収まるサイズで、むしろ少し小さく感じるかもしれません。そのサイズ感がゆえに、もし高級時計初心者の方がマークXIIをつけたとしても、「玄人感」が出ると思います。個人的な意見を述べると、私は主張しすぎないぐらいのサイズ感がとても好きです。スーツの袖から時折見えるすっきりしたフォルムがとても格好良いです。ただし誤解のないように述べますが、極論としてケースサイズは好みの問題です。大きいサイズの時計も存在感があり素晴らしいですし、また逆も然りです。

③ブレスレット
マークシリーズには革バンドモデルもラインナップされていますが、今回はマークシリーズの個性をより表現できるメタルブレスレットモデルにフォーカスいたします。ブレスレットは11連駒の滑らかなものになっています。後継機であるマークXVにはブレスレット形状にバリエーションがありましたが、マークXIIはこの11連駒の種類しかありません。付け心地はとても秀逸です。かつての編みこみ式ミラネーゼブレスと現代のブレスの中間のような存在であり、他のブランドではあまり見ないデザインです。IWCのデザイン性の高さが伺えるのではないでしょうか。私は文字盤のデザインとともに、この少し古風なブレスレットから感じられる無骨さがとても格好良くて好きです。なお、マークXVIIにはボタン操作でブレスレットの長さ微調整ができる機能がありますが、マークXII~XVIにはありません。