新機構で究極の精度に挑戦した、独創のトゥールビヨンモデル

航海用のマリンクロノメーターは、ゼニスの歴史的な名品のひとつ。ふたつのカルダン自在継手を使って時計全体を支持し、どんなに荒れた海の中でもメカニズムを大地に対して水平に保つ機構で、当時として究極の精度を維持してきた。この「クリストファー・コロンブス」はこのメカニズムにヒントを得て、“ジャイロスコープ型”と名付けられた球状のトゥールビヨン・キャリッジが大地に対して常に水平を保つ機能を持つ新開発ムーブメントを搭載する。
サファイア風防は、このジャイロスコープ型の「ゼロ-Gトゥールビヨン」を収めるために、表と裏それぞれに球状のふくらみを持つようにデザインされ、球状のサファイア結晶から削り出しで製作されたもの。ケースの表裏の両面からこの超絶メカニズムが作動する姿を心ゆくまで眺められる。しかも、このゼロ-Gトゥールビヨンのメカニズム自体はひじょうにコンパクトに設計されているので、腕に着けても違和感はない。

このモデルはバーゼルフェアでは発表されず、この6月に初公開されたばかり。時計愛好家、とくにトゥールビヨンなどの複雑機構が好きな人にとっては絶対に見逃せない超絶モデルだ。