裏の絵柄をデザインした『シン・ゴジラ』監督・特技監督 樋口真嗣氏のコメント

「1960年、初代グランドセイコーの誕生とともに、裏にあしらわれたのが“獅子の紋章”です。力や威厳、王の象徴である獅子が百獣の王ならば、怪獣の王…ゴジラこそ新しい時代のグランドセイコーの裏蓋にふさわしいのではないか、と思い、どのゴジラとも異なる、グランドゴジラともいうべきゴジラを生み出さなければならないと、心を引き締めデザインしました。
また、ゴジラといえば、今なお銀座四丁目にそびえる和光本館を忘れてはなりません。1954年の第一作から時報の鐘という時計にしかできない方法で、果敢にもゴジラに戦いを挑み敗れ去った因縁浅からぬ戦友であります。ゴジラの傍には、幾度となく壊されてもなお時を刻み続ける和光本館の時計塔を添えてみました。
日本が生んだ最高の腕時計、グランドセイコーと日本が生んだ最高の怪獣、ゴジラ。汲めども尽きぬ不撓不屈のエネルギーで貴兄の時を刻んでみてはいかがでしょうか?…というか、私も欲しい」