共通する理念を持った2ブランドがタッグを組む意味

「ブランパンとランボルギーニのパートナーシップはロゴ入りの製品を作るためのものではありません。お互いへの敬意から生まれた、もっと奥の深いものなのです」

ランボルギーニとブランパン。今年で6年目を迎えた、自動車界と時計界の頂点を極めるこの2つのブランドのコラボレーションは、どんな経緯で、どのような考えで実現したのか。両社の間にはどんな共通点があるのか。ブランパンの副社長兼マーケティング責任者のアラン・デラムラ氏に訊いた。

「ハイエンドの機械式時計しか作らないことを宣言している私たちと、最高峰のスポーツカーしか作らないランボルギーニ。そもそも、メカニカルムーブメントとクルマのメカニカルな部分には共通する魅力があります。

しかし、ランボルギーニとブランパンにはそれ以上に、DNAともいえる点で共通する要素が非常に多いのです。どちらもメーカーとしては、業界では決して大きな規模ではありません。それに製品の大きさはかなり違いますが、どちらも基本的にインハウス・マニュファクチュール、つまり社内での一貫生産で製品作りをおこなっている点も共通しています。また、研究開発に積極的にお金をかけるところも共通しています。

そして、何よりも共通しているのは、感動を求めて製品作りに取り組むという、モノ作りの基本姿勢です。私たちもランボルギーニも、パッション(情熱)とエモーション(感動)。それにプラスして確固たる未来への長期ビジョンを持って、製品を作っています。そんな、共通する理念を持った私たちが一緒に何かをするのは意味があると考えたのです」