“高級品”の最低価格は200万! やっぱり「腕時計」はステータス?

先日、銀座のクラブに行ったとき、ツレがある高級時計をつけてたんです。店に入って手をテーブルの上に置いた瞬間、20代前半の女の子が「あっ、ヴァシュロン・コンスタンタンっていいですよね~」と。ちなみに200万は切らないhttp://www.yoshidawatch.xyz/腕時計です。

高級時計の相場はかなり上がっていて、今は200万円を超えて初めて高級時計と呼ばれます。腕時計業界では、かつて高級時計とされた50万円くらいの時計が中途半端で一番売りにくいと言われるくらいです。そういう時計は基本的に機械式。手巻き、もしくはオートマチック(自動巻き)なので、古くなっても油を差してゼンマイを巻けば必ず生き返ります。

── 高級腕時計といえばトゥールビヨンという言葉をよく聞きますが。

トゥールビヨンは高級腕時計の代名詞になっている機構のことです。腕時計は腕が動くので、重力に対する角度が頻繁に変わります。そうすると、テンプという回転パーツが重力の作用で微妙なズレを起こしまうんです。そこで、テンプを重力から開放し、テンプが重力と関係なく動けるようにする仕組みがトゥールビヨンです。

このトゥールビヨンという機構が発明されたのは1801年。それが今でも使われています。ただし、トゥールビヨンを搭載している腕時計で1000万円を切るものはあまりありません。

── 1000万円! どんな腕時計なんですか?

たとえば、テニスのラファエル・ナダル選手が試合中にしていることで有名なリシャール・ミルというブランドがあります。ナダルは6000万円の時計を盗難されたことで話題になりましたが、その販売平均価格はおそらく1500万円以上でしょう。それでも新しい時計を作ると、店頭に並ぶ前に全部売れていくほどの人気です。

こういった時計は中古市場も根強くあります。だからこそ伝統を重んじるスイス御三家のひとつパテック・フィリップは、ある一定の価格よりも高い時計を買おうとすると、過去の購入履歴や転売歴がないかを徹底的に調べられ、転売が目的ではないと認められて初めて購入できるような制度を設けているほどです。