エム・シー・ティ複雑すぎる腕時計ブランド

時計ファンなら、これを隅々まで分解してみたい衝動に駆られてしまうのではないだろうか。なにしろメカニズムのレイアウトが異彩を放っている。文字盤のセンターには、毎時1万8000振動で左右に往復運動を繰り返すチラネジ付きのテンプが配置されている。

ケースバックもシースルーなのだが、メカニズムはミステリアス。時計の精度を司る脱進機は、文字盤のセンター部分に搭載されていて、それを取り巻くように装着されたリングによって時刻が表示される。この特異なメカニズムでも、通常の時分を指し示すことができる。

時計のメカニズムを知り尽くしたブランドだからこそ、製作できるメカニズムである。