パネライモダンもヴィンテージも、充実の新作を展開

イタリア海軍特殊潜水部隊のために製造した1936年のプロトタイプモデル以来、その機能的でアイコニックな基本スタイルはそのままに、改良をくわえながら進化し、他国の海軍でも使われてきたパネライ。1998年、SIHHでの劇的な復活以来、リュウズガードなしの「ラジオミール」と、ブリッジ型のリュウズガードを備えた「ルミノール」それぞれに、過去の歴史をふまえながら、ディテールやムーブメント、そしてケース素材に工夫を凝らしたモデルを展開している。2012年もその流儀を踏襲。しかも新作の数が非常に充実しており、どれを紹介するかレビュアーを悩ませる。

やはりまず注目したいのがパネライのルーツに最も近い「ラジオミール カリフォルニア スリーデイズ 47mm」だ。これは、ラジオミール最初期のスタイルを踏襲した製品で、潜水用ミッションウォッチとしての歴史を愛するパネライファンには見逃せないはず。そして、複刻版ともいうべき前の2モデルと対照的なテイストでお薦めなのが「ルミノール 1950 スリーデイズ GMT オートマティック チェラミカ 44mm」。ブラックセラミック素材をケースとブレスレットに採用し、文字盤もブラックに仕上げた精悍な顔は、いまの時代の空気にもにマッチする。また、ヴィンテージ感のあるラジオミールケースに、新型の3日巻きムーブメントを搭載した「ルミノール マリーナ 1950 スリーデイズ 47mm」と「ルミノール マリーナ 1950 スリーデイズ パワーリザーブ 47mm」も購買欲をそそる新作といえる。

上記以外にも、初めてパネライを購入する人にぴったりのコストパフォーマンスの高いモデルや、コレクターが絶対見逃せないモデルも豊富に登場している。ぜひ直営ブティックや専門店を訪ねてはいかがだろう。